こんにちは!京都大山崎町のゆらく整骨院です。
先日、足首の痛みで来られたサッカー少年の症例のご紹介です!
試合中、特に足首を捻った感じではなかったのに歩くだけで痛みがあるということで来られました。
子供さんに聞いても「いつもと同じようにやってたよ!」と・・・。
本人はケガをした自覚がないようなので患部を見てみると外くるぶしの後ろ側で押さえると痛みを訴えました。
アキレス腱の炎症かな~と思いましたがどうやら靭帯損傷の疑いが!
くるぶしの後ろは、【外くるぶしと踵】を固定している「後踵腓靭帯」があります。
この靭帯は、足首が無理に曲がり過ぎることで痛めることが多いです。
いろいろ試合中でのプレーを聞いてみると、低い姿勢で普段からあまりしないスライディングをしたことを教えてくれました!
どっちの足を伸ばしたかと聞くと、「痛くない足」と答えてくれました。
実際にどんな姿勢でスライディングをしたか再現してもらうと、痛めた足に激痛が出ました。
それほど足首が曲がっている様には見えませんでしたが、身体を細かく探っていくと『しゃがむ』という動作ができませんでした!
どーやら普段からしゃがむことができるぐらいの足首の可動域がない状態から、スライディングをしたときに必要以上に足首が曲がり、靭帯を痛めたようです。
小学生や中学生を診る機会が多いですが、『しゃがむ』動作ができないお子さんが増えています!
しゃがむという動作は、【すべての関節が「均等に」動くこと】で可能になります。
後ろへ倒れてしまうヒトは、どこかの関節の動きが悪く、その分、どこかの関節に無理にストレスが集中します!
ケガをした自覚がなくても、普段からの身体の使い方が悪ければ不意な動きで“ケガ”に結び付きます。
実際に、踵が浮かないようにしゃがんでみて下さい!
後ろへ倒れてしまう場合は、しゃがめる身体を作る治療ができるといいですね(^^♪